1.THIS HERE 2.BEMSHA SWING 3.OBLIVION 4.SONNY MOON FOR TWO5.MISTER X 6.POCO LOCO 7.MONK'S MOOD 8.BOUNCING WITH BUD GEORGES ARVANITAS (p) FRANCOIS JEANNEAU (ts) BERNARD VITET (tp) MICHERL GAUDRY (b) DANIEL HUMAIR (ds)
[A面]2曲目のこの曲には[previously unreleased]と表記されているので、去年ようやく日の目を見た曲。決して洗練された録音ではないですが、当時の空気感がふんだんに盛り込まれています。Analog Africa は1970年代のアフリカの録音をいろいろと発掘してくれるので、いつもリリースを楽しみにしています。
次に、プレス工場で行われる一番初めの作業がカッティングマシーンに流す過程("Transfer to disc")で使われる音源について。
「納品する音源はマスタリング済みの音源」というのが一般的だと思います。ところが、上記の Transfer to disc は単純に音源を流すだけでは実はその通りの音は再生されないのです。このことはもしかしたらあまり知られていない事実かもしれませんが、必ずプレス工場でもマスタリングをしないといい音にはならない、つまりプレス工場でも音作りの過程が存在するというわけです。
一曲目に収録されているIsraelを聴いた瞬間にBill Evans をすぐに想起させます。その後を聴いてみても Bill Evans そのものと言ってもよいほど影響を受けているのが明白なのですが、メランコリックさではRuben Lopez Furst の方が勝っている気がします。
もしかすると録音時に使用したテープの特長なのかもしれないのですが、ピアノの音が非常に丸っこく何とも言えない懐かしさを醸し出しています。
Bill Evans同様、正確なピアノ演奏のアーティキュレーションやスウィング感が相まり、メランコリックな中にも、コロコロと転がるような粒の細かいピアノの音が非常に気持ちよいです。